2014年10月19日日曜日

巨人阪神戦を見て

三、四年ぶりか、昨晩東京ドームでプロ野球(巨人阪神戦)を観戦した。これ迄のようにチケットを頂いたので友人を誘い出かけたのだが、昨日は日本シリーズ出場を賭けたクライマックス・シリーズでの阪神三勝を受け、これに負ければ巨人の今シーズンが終わるという大変な試合だった。

久しぶりの観戦のため両軍選手の半数は名前を知る程度となっていた。試合そのものは阪神が勝ち、アンチ巨人の私は満足だったが、最初から得点差が開いたのでやや緊張感に欠ける試合となった。もっともそれは私が巨人ファンでないからで、スタンドの七、八割?を占める巨人ファンには緊張感に欠けるどころではなかった。それにしても今回のシリーズは大方の予想に反する結果だったのでは?

数日前の朝日川柳に、「秋なのにまだ阪神がやっている」が載っており、全く同感だった。むかしから阪神は夏頃まではライバル( 主に巨人 )と首位争いをしていても、必ず!秋には脱落していた。忘れもしないが、ある年パリで一ヶ月近く仕事をし、九月に帰国したが、機内の日本の新聞で阪神が未だ首位だと知り信じられなかった。バースが大活躍をして阪神が優勝したあの年、阪神ファンには多分生涯忘れられないあの年のことだった。

私がアンチ巨人なのは1949年の別所移籍事件の昔から巨人が金にあかせて他球団の有名選手を引き抜いてきたから( 阪神もカープファンから見れば似たようなものかもしれないが )。米国ではそんな事は日常茶飯事のようだ。さらに、同国の有名無名のプロスポーツ選手の年俸の差は目が眩むほど。あまり真似して欲しくない先例だが、日本も確実に同じ方向に向かっているようだ。止める方法は無いのだろうか。

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