前回のブログのタイトルに人物評価の難しさとうっかり書いたが、蒲島郁夫熊本県知事への私の敬意は変わっておらず、タイトルとして適切ではなかった。民選知事が県民の意向を重視したことからといって必ずしも批判さるべきではない。
前回にコンクリート批判やダム批判が流行っていたと記したが、その主張の始祖が当時の田中康夫長野県知事だとは私も忘れかけていた。『何となくクリスタル』の作家として一世を風靡した同氏が知事として県内のダム新設に反対し建設を止めたことから、同氏は反ダム運動の旗手となっていた(させられていた)。その後に同県で水害があったとは聞かないので同氏は誤っていなかったが、反ダム運動が毎年のように水害に悩ませられる九州で妥当だったとはいえず、死者60名という悲劇となった。何事によらず「時代の正義」への警戒はあって良い。