NHKのBSテレビで『空旅中国』を見た。空海が華中の杭州に上陸してから水路(運河)で黄河まで北上し、ついで黄河に沿って西行して都の長安に達するまでの足跡を再現する番組で、中国の国土の広大さ、スケールの大きさに今更ながら圧倒される思いだった。私とても蘇州を中心とする江南地方と成都を中心とする山西省と昆明を中心とする雲南省と、中国を三度訪れているが、それでも今回の番組で中国の国土のスケールの大きさに圧倒された。
私はこれまで空海の中国での足跡を学んだことは無かったが、時代こそ違え、彼も中国のスケールの大きさに強い印象を受けたのではないか? そして長安に代表される当時の中国文化の奥深さにも.........。 現在の我が国のテレビ文化も顔を顰めたくなる番組も少なくないとは言え、今回のような古人の体験を再現してくれる番組は見応えがあった。