私は現在のフランスの中等教育の現状や物価高による生活難について知識が乏しい(前者についてはゼロ)なので発言を控えたいと思って来た。それでもリモージュ市の市庁舎の百数十年前に建てられた鐘楼の炎上破壊には言葉を失った。リモージュ市民のみならず、フランス国民も許せないと怒っていると信じたい。
物価高は相当のものだろうが、他の西欧諸国に共通する悩みで、フランス一国の問題ではなかろう。便乗した掠奪や破壊が許せないことは言を俟たない。今週末にも第二波のストライキやデモが行われると聞くが、それに備えてパリの商店が通りに面したガラスの壁や窓を合板などで覆っている様を見ると、デモに便乗した盗難や破壊行為が物価高に加勢しているとしか思えない。これでは右翼のマリー・ルペン氏の大統領誕生に結果するのではないか?