今日病院から解放されました。一年前と同様の手術で腰痛は著しく減少。 施術の背中の傷跡が痛むだけ。ウソと叫びたい気持ち(早とちりでないの!)。 帰宅途中の街路の桜花に促され、何年振りか一句。 「桜花 雨に追われて 散り急ぎ」。 報告の上駄句を読めというの!!
もぐらのたわごと
2026年4月7日火曜日
2026年4月2日木曜日
ヨルダン王国の知恵
ここ数年、否この数十年、中近東で殆ど唯一安定した国家運営を続けて国はどこか。それはヨルダン王国であり、まるで中近東の国家ではないかの印象である。しかし、同国はイスラエルと直接国境を接する稀な国家の一つである。それは何故か? ヨルダン王家、とくに現フセイン国王の知恵の結果であると私は考えている。
ヨルダンがトランスヨルダンと呼ばれていた頃からの王家の後継者である彼は、第3次中東戦争(1976年)の頃から慎重にイスラエルとの対立を避けてきた。同じくイスラエルの隣国で未だに紛争を抱えているシリアやレバノンとの違いは大きい。
ヨルダン王国は「アラブの大義」のスローガンに動かされることなく、自国と自国民の生活安定を最優先して来たかに見える。イスラム原理主義者から見れば不徹底で不快極まるだろうが、国民の幸福の物差しからすれば賢明な指導者ではなかろうか。中近東では、報道機関に忘れられそうな国ほど不幸の度合いは低いと私は考える。
追記 三日後に腰痛治療のため入院しますので、しばらくブログを休みます。悪しからず!
2026年3月29日日曜日
老人のフランス映画懐古
今朝のテレビ欄に「ギャバン」という題の番組(テレ朝)があった。昭和一桁生まれの私などには戦前のフランス映画俳優を代表するジャン・ギャバンはスクリーン上の英雄だった(ある時期、フランス映画の人気は自称インテリアの間ではアメリカ映画より高かった)。まさかとは思ったが念のためチャンネルを変えたが、やはり、怪獣物のようだった。
日本でのギャバンの人気を最高に高めたのは『望郷』と『大いなる幻影』(ともに1937年)。 パリのいかがわしい世界の顔役だった彼は司法に追及され、当時は仏領だったアルジェリアの首都アルジェの暗黒街の顔役になる。しかし、パリが恋しくて仕方がないのに帰国はかなわず、他人の帰国を見送るばかり。最後はたしか銃弾を浴びて死んだ。 戦前にパリに憧れた日本の自称インテリたちの心を一作で鷲づかみにした。同年の『大いなる幻影』は第一次大戦でのフランス人捕虜の物語で戦前フランス映画の頂点ともみられる作品。 翌年の『霧の波止場』は再びギャングもの。そうしたギャバンの姿は一転、戦後『現ナマに手を出すな』の白髪姿の彼は見たくは無かった。今朝の本欄は思いもかけないむかし話になってしまった。しかし、当時は懐かしい.............。
2026年3月25日水曜日
辺野古での海上事故
午後のテレビ番組で同志社高校の学習旅行の一部として沖縄のへ辺野古に建設中の米軍基地を海上から視察するという計画が、船の転覆事故により女子生徒1人と二艘のうちの一艘の船長の事故死を招いた事件を取り上げて論じていた。
辺野古沖を埋め立てて米軍の普天間基地の代替滑走路の建設はそれ自体が思いもよらない?軟弱地盤の埋め立てで、予定をはるかに超える困難に逢着し、完成はいつのことか予定も立たないようだし、おまけに米軍が現在使用する普天間基地の滑走路よりも短いものとなるので米軍が本当に基地全面返還をするかは怪しくなってきた。
しかしその問題とは別に今回、波浪注意報下に計画を変更しなかった現地の「協議会」や船頭の責任は小さくない(知床の事故もやはり波浪注意報下)。船の運航の素人である付き添い教員が専門家の船頭のに中止を迫るのは困難だろう。沖縄にはほとんど無数の戦争悲劇の故地があるはず。今回の訪問団がそれらを何箇所訪ねたかは知らないが、前大戦の悲劇を学ぶ場所として辺野古が優先に値しただろうか?そうは思えない。沖縄県民への「特別の配慮」を要請した太田海軍司令官の死所が印象深いと思うが.............。
2026年3月19日木曜日
日本秘湯を守る会
私の場合だけなのかどうか。 財布やカードケースにいつのまにか各種のカード(クリニックや商店など)がたまり不便になり、今後利用する可能性の無いものを数枚処分した。むろん惜しむ気は無かったが、一枚だけ私学共済組合の宿のカードの処分に一瞬迷った。箱根の大平台の「対岳荘」を数回利用しただけなのに。気に入った宿ではあった。
宿泊の利用カード(これはポケットには入らない)としては「日本秘湯を守る会」を利用することが多く、大いに楽しませてもらった。3年間に10回利用すれば一回無料となる仕組みで、東北の宿を中心にせいぜい励んだが、一回しか利用できなかった。
それにしても最近のホテルや旅館の宿泊料金は我が家などには支払い困難なレベルに近づいているらしい。外人客激増のためもあるだろうが、 彼らにも秘湯を守る会を教えてあげたい。
もしかして以前にこの欄で秘湯を守る会を紹介していたらスミマセン。
2026年3月15日日曜日
神保町よ、負けるな!
今朝の毎日新聞の『余録』(朝日新聞の『天声人語』に当たる)が、神田神保町の三省堂ビルが拡大再建されて開店するとあった。2022年5月に改築に着手し明日営業開始とのこと。嘗ての3階のビルが13階に拡大するという。もっとも書店の階は変わらないらしいので、空間のより高度利用ということなのだろう。企業としては当然である。
私も学生時代から神保町の和洋の古書専門店を何度も訪れたが、神保町と言ってもむろん書店だけではない。私の教え子の1人はタンゴ専門の喫茶店を愛用した様だし、 スポーツ用品店の大きい店があったので、たしか私もスキー道具を入手した覚えがある。また、記事にカレー店のことが言及されていた(確か)が、私もそのうちの一つを何度か利用したことがある。やはり学生たちにとって手頃だったのだろう。
しかし、情報端末で本の内容まで読める(らしい)時代に書店街が成り立つのか。どうか生き続けてほしい。
2026年3月14日土曜日
物価の優等生といえば
朝日新聞の土曜版(be)には毎週、過去の自紙掲載の漫画『サザエさん』が復刻されて一篇ずつ載っており、 今朝は鶏卵の安さを話題にしている。 今頃誰もが取り上げる話題だが、 今回の『サザエさん』は1965年4月23日の朝刊のものと知って驚いた。実に60年前から卵は物価の優等生だったとは!その理由として今朝の解説ではトウモロコシなどの配合飼料の普及が挙げられている。それはその通りだろうが、飼育規模の巨大化も負けずに大きいのでは。
何しろ飼育が一箇所で千羽や万羽となればもはや工場と呼ぶにふさわしい。したがって一度病気が発生すると自衛隊の出動まで要請されるのはご存知の通り。 私などが鶏卵の安さに助けられながらニワトリへの同情を語れば、いわゆる「ワニの涙」(偽善の意)と言われても仕方がない。牛も馬も家畜はすべて同じことだろう。それでも菜食は耐えがたい。とすれば「ワニの涙」を流すほかない。