今朝の東京新聞に横田耕一九州大学名誉教授が天皇発言について書いた記事 ( インタビュー?)は率直で、我が意を得たものだった。氏はまず天皇発言には「憲法的に賛成できない点がいくつかあります」と、逃げることなく正面から受け止める。憲法上「天皇がしなければならないのは国事行為のみ」であって、その他の公的行為には法律に規定はない。しかるに、「天皇陛下の忙しさはその多くが公的行為なのです」。したがって少なくとも行う義務はない (と氏は言外に言っている )。両陛下の望む「皇室典範の改正は...........差し迫った状況で慌しくやる議論ではないと思います」、もっと根本から「『天皇の公務とは何か』から考え直す必要があるのではないでしょうか」とする。
私は両陛下がフィリピンや旧南洋諸島などで戦没者の霊を慰め、現地の人たちに与えた被害をお詫びすることに何の反対もない。むしろ、よくぞ実行されたと尊敬する。しかし震災地訪問などで膝を床につけて住民と対話されることには違和感を持つ。体力的にもそこまでやる必要はないし、国民と同じ目線でということなら、物理的に同じ高さで話すこととは別のはず。被災者が立ってまたは車椅子で陛下を迎えれば十分だと思う。欧米での生活体験のある雅子妃は異様と感じておられるのでは。次代に受け継がれる必要はないし、私はそれらすべてが彼女の病気の一因ではないかとさえ思う。私は善意も誠意も多ければ多いほど良いとは思わない。自己満足にならぬよう、周囲への影響まで考慮すべきだと思う。
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