2025年7月26日土曜日

 フランスのパレスチナ国家承認は快挙

  G7諸国で初めてフランスのマクロン大統領がパレスチナを国家として承認するという。快挙ではなかろうか。米国やイスラエルが何と言おうとドイツや英国を中心にヨーロッパ諸国は団結してフランス政府の決断を支持してほしい。

 現在のパレスチナはPLO(パレスチナ解放機構)の流れを汲む「自治政府」とガザを支配下に置くハマスが実質的に国土を二分して支配しているようだ。前者に関しては内部の腐敗を指摘する声も絶えないようだが、国際社会がアラブ人とユダヤ人の二国家共存をめざす以上、自治政府支援以外に方法があるとは思えない。パレスチナの子供たちが食糧不足で痩せ細っている現在、残りのユダヤ人の人質の解放に応じない冷酷極まるハマスに国土支配の資格があるとは思えない。我が国も間違っても米国やイスラエルを支持してはならない。

 訂正 前回の本欄で参政党の「日本ファースト」を「日本人ファースト」に訂正します。悪しからず。

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