富士山がダントツにトップに来るのは同感する。山梨県側からも静岡県側からも近づくほどにその高さは「一頭地を抜く」感があり、残雪があっても無くても文句の無い一位だろう。山容で選べば、春に庄内平野から眺める鳥海山 ( 14位 )と弘前城公園からの岩木山 ( 選外 )は素晴らしいが、東京圏や関西以西の票が少なかったのだろう。サロベツ原野から見る海上の利尻岳 ( 12位 ) も雪をいただく季節なら絶景といってよかろう。伯耆の大山 ( 9位 ) と岩手山 ( 選外 ) はそれぞれ西側と東側から見れば独立峰の趣があり、優美である。
他方、峨々たる山容の山ならば槍ヶ岳 ( 5位 )と剣岳 ( 11位 ) が登山の思い出も加わって断然上位にくる。逆に立山 ( 3位 )や穂高岳 ( 4位 )は有名ではあるが独立峰の美しさを欠くので思い出はあっても選びたくない。ランキング2位の阿蘇山は火口底が覗ける活火山の希少性で上位に選ばれたのだろう。
我が国は国土の6割が山地なわりには富士山以外は海外にもよく知られた山は少ないが、狭い範囲に火山など多様な山があるのは外国人観光客には魅力だろう。副産物としての地震ぐらい仕方のないことか? いまに見てろ ( 地震の声 )。
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