2018年7月3日火曜日

キラキラネーム考

最近の若い人の名前 ( パーソナルネーム )にいわゆるキラキラネームが多いことは常識だろう。今朝の朝日新聞の「君の名は」とのタイトルの名前をめぐる3人の識者の論評は特別にキラキラネームを論じたものではないが、過去3代の計8回の明治安田生命のその年生まれの男女の1位の名前の表 ( 大正1、昭和3、平成4 ) が載っており、参考になった。

それによると平成22年の調査までは男女とも私にも何とか読めたが ( 多分!)、去年の男性名 ( 悠真、悠人、陽翔 ) と女性名 ( 結菜、咲良 ) の呼び方は想像するばかりである。学校では卒業式などで学生全員の氏名を教員が読み上げることも多いのではないか。私の現役時代、教務課が親切に ( それとも心配して?) 振仮名をつけてくれる名前は一割もなかったが、最近ではとてもその程度では済まないだろう。キラキラネームは何よりもまず教員泣かせである!

私のパーソナルネームは珍しくないが、氏 ( ファミリーネーム ) を併せるとそうでもない。それでも昔、某百万都市の助役に同姓同名の人を発見し、ある年、年賀状を出した。早速返事の賀状が来たが、私よりも同居の母親がレターボックスで見つけ、何を馬鹿なことをするかと呆れられた。私のイタズラだと思われたのである。

親は子の名前を決していい加減な気持ちで選ぶとは思えない。しかし、一読して見当のつかないキラキラネームを親がつけるのはどんなものだろうか。その煩わしさは教員泣かせにとどまらず、子自身が苦労するのではなかろうか。太郎や花子がベターだなどとは言わないが..........。


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