2018年6月8日金曜日

朝ドラ『半分、青い』が面白い

NHKの朝ドラはこれまでもよく見ている方だが、4月2日スタートの『半分、青い』が久し振りに翌朝が待たれるほど面白い。前作『わろてんか』は吉本興業の女社長がモデルの一代記だったが、ヒロイン役の女優も可愛いだけだったし、ストーリーも一本調子の努力につぐ努力の物語で、意外性に乏しかった。

ご存知の方には余計だが、今回は岐阜県の小都市 ( 町?)の同じ日に同じ産院で生まれたヒロイン 鈴愛( 永野芽郁 )と相方 ( 佐藤健 )の物語。ヒロインの実家は小食堂、相方のそれは写真館で、両親同士も親しい。したがって同じ年に高校を卒業して男性は東京の西北大学!に進学し、ヒロインは実家の五平餅の味が気に入った人気漫画家 秋風羽織( 豊川悦司 )に認められ弟子入りする。現場は秘書 ( 井川遥 )と先輩の二人の若い男女のアシスタントだけの自宅兼オフィスでヒロインは修行することになる。

何が面白いかというと、以上6人の台詞のやりとり。ヒロインは天然キャラというのか、岐阜弁丸出しで思ったことを口にし ( 「やってまった」が得意の台詞 ) 、他の5人の台詞のやりとりも意表をつく面白さで毎回思わず笑ってしまう。今のところヒロインとヒーロー?はそれぞれ別の相手と恋愛中だが、いつか二人も収まるところに収まるのだろうか。

時代は1980年代の設定で、結末は予想するだけだが、作者北川悦吏子の台詞作りの巧みさは抜群。あと何ヶ月か楽しませて貰えそう。

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