2016年5月23日月曜日

田中康夫を都知事に!?

舛添都知事の話題ほどマスコミ好みのテーマは無いようで、連日飽きもせずテレビでゲストを呼んでは舛添氏を肴に論議している。最近はやはり知事経験者をということか松沢成文氏や浅野史郎氏らが目立ったが、今朝のテレビでは田中康夫元長野県知事と岸博幸慶大教授が新しく参戦?していた。途中から見たので断定はしないが、どちらかと言えば岸氏の方が舛添知事に厳しかったようだ。田中氏が同情的とも言えまいが、舛添氏が外国語に堪能であることなど文化面が強みだと評価していた。

都知事の職務は多様だろうが政治や経済は自治体首長に出来ることはかぎりがあり、文化外交の比重が大きいだろう。私が舛添都知事に期待したのも巨大官庁の厚生労働省の長を大過なく務めた実績とともに、英仏語に堪能で五十余冊の著書 ( 内容は承知しないが ) があると聞く氏は来日する要人たちを迎えるホストとして適任だと思ったことがあった。絵画購入もそうした人たちと知事室や公邸で面談する際には確かに有用だと思った。細々とした版画を公費で購入とは知らなかった!
舛添氏に不満でもそれに代わる実績のある人物があるのかと思っていたが久し振りに田中康夫氏の顔を見たら氏も都知事候補たり得るとの突飛な考えが浮かんだ。何年か前、白骨温泉の一部の旅館が人工的に温泉成分を加えて問題となった際、証拠を隠そうとする人を走って追いかける田中氏に驚いた。そうした際、現地の首長はむしろ隠す側に加担するのが普通なのに。けっきょく白骨温泉は実力で立ち直ったが私は氏の正義感は本物だと確信した。長野県知事としての実績もオリンピック開催での大きな債務を六年で解消するなど私は高く評価する。県の公務員に負担を求めて不人気となり三選されなかったが、なあなあで財政再建が出来たとは思えない。いまは突飛と思われても..................。

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