2016年3月15日火曜日

「民主党」よ さらば?

民主党と維新の党は昨日、合流に伴う新党名を民進党とする方針を決めた。私は仮にも20年間掲げてきた民主党の党名を変えることには賛成ではなかったが、党員でも党友でもないので、そうですか以上のことを言う資格はないのだろう。

岡田代表をはじめ民主党名を捨てたくない党員は少なくないだろうが、世論調査で決めると約束したからには今さら「民進党」への反対はむづかしかったろう。まして「民主党支持層」でも「民進党」支持が多かったとあればお手上げだろう。そもそも政党にとって大事な党名を世論調査で決めるなど、他人任せもいいところだった。国民の信頼をこれほど失っていたとはと驚く幹部もいるとか。メディアの世論調査で内閣支持率が下がろうとも政党支持率で自民党に5倍の大差 ( 『朝日』)をつけられて居たことへの反省が不足していたと言うほかない

これほどの国民の不信は何よりも政権担当時に消費税上げ問題で小沢一郎氏らの反対を受け、長い間決められなかったことが大きい。政党は討論クラブではない。党内で少数意見の尊重を守るには限度がある。反対があるからといって方針を決められないのでは不信を買うのは当然だった。国民は悪い政府よりも無能な政府に苛立ちを覚えるものである。

とはいえ政権交代の無い議会政治は健全ではない。新しい党には台湾の民進党にならって元気になってもらいたい。いっそのこと同党の正式名「民主進歩党」、略称民進党としてはどうか!?


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