以前、米国の有名スポーツ選手の途方もない金額にこのブログで言及したことがある。それでも、球場の観客の増加や関連グッズの売り上げ上昇などがオーナーの狙いだとしても、有名選手には余人にない技術があり、それを見る満足感があるが、初売りのスイカと翌日のスイカにどれほどの味の違いがあるというのだろう。需要があるのだから問題視する方がおかしいのか。
しばらく前、サンデル・ハーバード大学教授が北京大学での白熱授業で、災害などで?ホテルが需要に応じられないとき十倍の室料を要求することは許されるかと問うと学生の八割が「市場経済なのだから」問題無しとの意見だったので驚いた。商売といえども信用を重んずる日本では非難されるだろう。今の中国社会は善悪は別として日本よりも「資本主義的」なようだ!
法律に触れない限り力あるものは何をしても良いと考えるのが米国流 ( そして現在の中国流 ) なのか。それが社会のあるべき姿とは私にはとても思えないが。それが経済成長の原動力になるとしても、また共産主義の利他主義的人間観が多分に人間性への誤解に基づいていたとしても ( たかがスイカの値段に何を大袈裟な?! )。
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