我々は韓国の軍備は北朝鮮の攻撃に備えるものと思いがちだが、ヘリ空母 ( 2007年、「独島」の完成 ) や、給油機をエアバス社に4機発注、射程1500キロのミサイルも開発中と聞くと、目的は別と知れる。北朝鮮の奥行きは300マイルで、給油機も中距離ミサイルも必要ないから。
以上の知識は朝日新聞の元軍事記者の田岡俊次氏のAera ( 9月9日号 )掲載論文による。それによれば「陸軍49万」の韓国は日本の自衛隊の3.6倍。国防予算は日本の76% ( GDP比 7.5% ) で遠からず日本を上回る。「韓国はすでに軍事大国であり、日本を仮想敵国としていることを認識すべきだ」との結論。
私はこれまで何度も田岡氏の新聞紙上の記事を読んでおり、朝日新聞の論調との違和感を覚えたことはなかった。しかし、同氏の掲げる数字を無視して良いとは思えない。日本による韓半島の再侵略など米国も中国も許すはずがない。韓国の軍備強化は水も自給できない独島死守のためなのか。それとも最新の兵器を持ちたがる軍人の本性の現れなのか。現在の韓国がそれほど軍人主導の国とは思えないが。
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