2021年4月29日木曜日
『ポツンと一軒家』の魅力
2021年4月23日金曜日
現代の『勇気ある人々』
2021年4月21日水曜日
より良い入試制度とは?
記事の扱いは目立たないが、今朝の各紙に「英語民間試験・記述に消極論」との見出し( 『朝日』)で昨日の文科省の有識者会議で2025年以降の大学入試共通テストの英語の民間試験利用は「見送りを求める意見が大勢を占め」、国語と数学への記述式問題導入についても「消極論が強く」、「入試改革のかつての二大看板は当面実施されない公算が大きくなった」とのこと。二大看板の導入を決めた有識者会議とはメンバーの大幅交代もあったのか、何とも奇妙な結末である。
なぜ方針転換となったのか。私見によれば、理想の入試問題を追求するあまり、他の条件を軽視したことに尽きる。私は退職後もしばらくは新聞掲載の大学入試センター出題の世界史と英語とくに前者には出来るだけ目を通していたが、数年前からやめていた。問題の質の向上は明らかだったが、解答への負担が大きくなるばかりだったから。
大学としてできるだけ的確に受験生の能力を知りたいと思うのは当然だろう。しかし、今回の「改革」に限って言えば、 受験生の便益や親の財政的負担にもっと留意すべきだったろう。入試の質の向上の必要は留学でヒヤリングに苦労した私にもよく分かるが、競争条件の平等もそれに劣らず大切に思える。
かつて有名進学校で教えた際、受験生活は辛いだろうが今後の人生で大学入試ほど公正な扱いを受けることはないと知れと激励した。その意見は残念ながら今も変わらない(この項二番煎じ?)。
2021年4月19日月曜日
新疆ウイグル自治区の現状は「ジェノサイド」か?
2021年4月16日金曜日
韓国の軍備は何のため?
2021年4月14日水曜日
原発処理水の海洋投棄
2021年4月11日日曜日
旬の食材
2021年4月9日金曜日
医療費負担の変更
政府がようやく重い腰をあげ、医療費の9割を負担免除される層と7割を免除される層の間に8割免除の層を設定する案を国会に提出するとのこと。将来の一層の少子高齢化を考慮すると若年層の負担は増大する一方だろう。それに備えて高齢者の負担率を上げるべきだとこのブログでも書いた記憶がある。
ところが、私自身が80歳の大台を越すと医療機関通ひの回数が倍増し、なるほどそうした事情も斟酌する必要もあると反省した。それでも高齢化社会の進展は避けようのない事実であり、これまでの延長では済むまい。
その点で今度の政府提案は遅まきながら第一歩として評価できる。これまで所得金額により患者負担が1割から3割にジャンプするのは唐突すぎた。もっとも三種への分類変更となって私自身はどこに属するかが分からなくなってしまった!
立憲民主党は政府案に反対して高額所得者の自己負担の増額を提案するという。しかし、彼らへの負担増額だけで将来の危機を回避できるとも思えない。かつて社会党が政権を取ったとき、それまでの日米安保条約の評価を百八十度変えた経過をもう一度繰り返すのだろうか?