2020年6月18日木曜日

コロナ禍と米国プロスポーツ

我が国のプロスポーツもコロナ禍に苦しんでいるが、当然ながら外国でも同様のようだ。昨日の朝日新聞に「泥沼大リーグ  選手会との交渉難航   年俸削減で溝   最悪中止も」との見出しの記事が載った。当初はオーナーの代表と選手会との間で試合数に比例する減俸ということで合意したが、のちにオーナー側が無観客試合による収入減を加味して追加の減俸を求め、選手側が交渉決裂を表明したという。オーナー側の対応のブレも問題だし、無観客試合でもテレビ放映料は入るだろうから選手会側の不満はわかるが、選手側ももう少しファンへの配慮を示してほしい。

野球に限らず米国の一流スポーツ選手の年俸の高さは驚異だ。しかしファンが一流のプレーに満足して試合場を後にするのだから何の問題もないとの見方もあろう。それでも長期の中止に対するファンの失望に心が痛まないのだろうか。

私の草野球の経験など比較に不適当かもしれない。しかしスポーツをする者ならアマチュアであれプロであれ自分の絶妙な美技や快打を見せる喜びは何物にも代えがたいと感ずるのではないか ( 私見ではとくにファインプレー!)。

大谷翔平選手は一年待てば契約金が何倍にもなると予想されたのに一年でも早くプレーしたいと昨年渡米した。米国のアスリートもプロである前にスポーツ選手である事を示してもらいたい。


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