二駅ほど離れた日野市 ( いまや土方歳三ブームが大変!) の八王子バイパス沿いに魚類専門の市場がある。鉄道駅からは遠いので駐車場はいつ行ってもそこそこ混んでいる。ここでも最近は一匹づつのカニを売っているとは限らないが、このままではカニを食することなく冬が過ぎてしまいそうなので、今週市場を訪ねた。少し小さいとは思ったが手頃な価格だったので毛ガニを二匹買い求めた ( 自宅の皿の上に乗せたらそれほど小さくはなかった!)。生きているので鍋の中の熱湯に入れる時にはその罪深さに我ながらたじろいだ ( 偽善者め!)。
カニに限らず今は電話一本で食品を注文できるのが多忙な人たちの助けになっているとすれば、無職の老人が反対しても仕方がない。自分が注文しなければよいだけの話である。しかしその結果近所のスーパーで入手困難になったり価格が上昇するなら、老人以外の人にも有難くない話だろう。マグロもタイも養殖可能な現在、カニも早くそうなってほしい ( お前の存命中はとても無理!)。
最初に毛ガニを食したのは1991年 ( 日本海フェリー乗船中ゴルバチョフ追放クーデターの報を聞いた ) 3度目の北海道旅行で札幌の時計台に面した法華クラブの夕食だった。ホテルでも食事付きだったのだろうか。往時茫々である。
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