2019年7月16日火曜日

フェンス工事が終了

今月早々に始まった我が家のフェンス取り替え工事が連休前に予定通りに終了した。梅雨期のため工事期間の延長も計算済みだったが、さいわい関東地方は曇天ながら雨は降っても夜間だったのが幸いした。

フェンス取り替えと言っても道路に面した南面はずっと以前に改築していたので、斜面に面した北面のフェンスの取り替えだった。金網式のフェンスは半世紀を経て見栄えは悪くなっていたが、下の道路からわざわざ見上げる人もいないので私は気にならなかった。しかし、ブロック部分が一部崩れかけていたので家人の要望に従った。

ということで私個人はあまり気乗りのしない取り替えだったが、完成してみるとやはり気持ちは良く後悔は全くない。何より最大時数名の職人たちのてきぱきした仕事ぶりには感心しきりだった。感じの良い人も不愛想な人もいたが、期限内にきっちり仕上げてくれた。米国やフランスなどでの職人のいい加減さを読んでいた ( 自分の経験ではなく ) ので、わが国の職人道は衰えていないと誇らしく感じた。

フェンスの向こうの景色は半世紀前にはまだ田んぼも残り、夏の夜は緑色のウンカが窓にびっしり付いた。今は手前に戸建て住宅、駅近くにマンション群が並び、多摩川は全く見えなくなった。タヌキかアライグマは出没しわるさをするが、ヘビは姿を消して久しい。それに合わせるかのように住民の高齢化が進んだ。ふた組ほど残った若い家族の小学生の子供たちが前の道路でサッカーをする声がむしろ快く響く。

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