2017年9月19日火曜日

教え子の著作

開成高校教師時代の教え子の太田八千穂氏から著書を進呈された ( 『登り道   鳥甲山から産婦人科医へ』幻冬社 2017年 )。わずか2年間の同校での勤務だったが、同君のクラスの2組の連中数名は授業だけでなく1DKの公団住宅の我が家を訪ねて騒いで帰ったので家内もよく知っているし ( 留学時、横浜港に見送りに来てくれた )、当時山岳部の部長だった太田君には山岳部の顧問を要請され一年半ほど務めた縁もある。

産婦人科医としての同君の活躍の章は用語を含めて門外漢には理解できたとは言えない! 著書の大部分を占める慈恵医大山岳部での活動をはじめとする登山歴や、文学 ( 高橋和巳 )や音楽 ( アルゼンチン・タンゴ ) への偏愛ぶり?のうち後者に関しては知らぬではなかったが、当時の大学山岳部の部活動の厳しさは想像以上だった。医大でもこれ程とは。その上、専門教育もなおざりに出来ないのだからよく頑張ったものだと感心した。

文中、同君の祖母で歌人の四賀光子の特集記事 (『読売』日曜版  2016年4月24日 )の存在を知らせたとして私の名前が言及されていた。図書館での新聞読みの思わぬ功徳??    馬鹿馬鹿しいとしか思えない衆院解散騒ぎにうんざりしていたとき、楽しい読書となった。

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