2014年11月18日火曜日

JRの女性車掌、フランスの男性車掌

先日、JR山手線に乗車したらすぐに発車しない。どうしたのかと思ったら女性の声で、乗客のカバンがドアに挟まったのでしばらくお待ちくださいとのアナウンスがあった。突然の事態なので録音の再生ではない筈。JRは女性の車掌を採用し勤務させているのだろう。私鉄でも私は女性車掌を経験していないので、JRも仲々やるなと感じた。もっとも外国はもっと進んでいるようで、二十年前、パリでは地下鉄の運転を私服の女性が運転していた!

私服といえば、フランスの国鉄SNCFの乗務員は必ずしも制服で勤務してはいない。やはり二十年前、パリのリヨン駅でナポリ行きの寝台列車に乗車したら発車前に私服の車掌がパスポートを預かりに来た。ヨーロッパではそれは経験していたが、パスポートを預かった車掌が姿を消したのち果たして彼は本当に乗務員だったのか、泥棒の類ではなかったのか不安に駆られた(結局、翌朝パスポートは返却されたが )。制服らしい服装であっても本当に乗務員とは限らないとはいえ、これでは何が起こっても不思議はないだろう。

フランスの自由さも悪くないとはいえ、利用者を不安にさせるのはどうかと思う。フランスでは交通機関のストライキは珍しくないが、空港職員のストライキでは彼らは滑走路上でデモをしていた! 空港では故障機の予定外の不時着もあり得るのだが............。

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