2014年9月2日火曜日

ラウンドアバウト導入は果たして有効か?

我が家から二百米足らず、住宅地の真ん中にラウンドアバウト( 環状交差点が正式名称だとか )が設置された。都内で最初( ということは日本最初? )の設置だという。昨日が正式な発足日で、雨のなか警官や警察のカメラ?が顔を見せていた。

そこは以前からロータリーと呼ばれていた場所なので実質上は大きな変化ではない。先にそこに入った車が優先するので( ロータリー時代は左方優先?)、変更点は新しく交差点に入る車は一時停止して方向指示器を左折にし、離脱する時も左折信号を出すことくらいである( と言っても暫くは警察の取締りが厳しいだろうが )。

英国で多用されているラウンドアバウトは通常もっと大きく、円内の他車( 常に右方から来る )が無ければ速度をギア一段分ほど落とすだけでストップせずに走り抜けられる。したがって信号式交差点より便利である。これからの日本の同類は少なくとも新設するならば、一時停止を求めては利点がなくなるのではないか?

フランスでも地方ではやはり環状交差点が多かったと記憶するが、パリでもドゴール広場( 凱旋門広場 )は巨大なラウンドアバウトであり、慣れたドライバーでなければ恐怖心を抑えきれない。( 何しろフランス人の運転は乱暴、良く言えば芸術的だから)  やはり英国や旧植民地のニュージーランドのように土地が平坦で広く、国民ものんびりしている国に適した交差点のように思う。はたして日本に適した交差点だろうか。

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