それでも双方とも限りなく戦争を続けることは出来ない。一方のウクライナについてはNATO側の支援疲れになればウクライナはいかに不服でも戦争を続けられまい。他方、ロシアもウクライナに負ければプーチンの面目丸つぶれとなる。かといって国民の声が彼を退陣させる可能性は大きくない。となれば双方がどこかで妥協するしかない。NATOはウクライナをけしかけてはならない事はもちろんである。
思えば1914年、オーストリア皇太子がセルビア青年の銃弾に倒れたときそれが何年も続く大戦のきっかけとなると思った人は少なかった。しかし戦争に双方の威信がかかったら誰も止められなくなった。
当時と比べれば人類も賢くなったと思いたい。まして今回は原水爆という世界を荒廃させかねない手段を人類は手に入れている。ウクライナもロシアも勝利を目指してはならない。
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