2023年4月25日火曜日

福祉申請の手続きの面倒

 腰痛の治療をある専門クリニックで受けたが、一向に良くならないので別のクリニックで治療することにした。変更先でこれまでの経過を聞かれたので止むを得ずこれ迄のクリニックの名を挙げた。同じ市内のいわばライバルの名であり、当然対抗心を持ったのだろう。これまでは市販のコルセットを使用していたが、今度はほとんど有無をいわせず小生の体の寸法をきちんと計測し、一週後までに現物を用意するという。その代わり実費の8割までの高齢者補助があるという。

 さすが福祉国家日本と感心したが、そのための申請書類が5種必要になった。4種目の本人確認の書類は運転免許証かマイナンバーカードの写しとあるが、5番目の書類は「被保険者のマイナンバーが分かるもののコピー」とある。これでは4番目の項目は無意味ではないのか?

 最近、 生活困難者なのに生活保護の申請をしないケースが少なくないと聞く。主な忌避の理由は親族の収入調査の要求とメディアは告げる。しかし、それだけなのか。コルセット一個の実費援助に署名書類が5枚必要なら生活保護の申請には何枚必要になるのか。手続きの面倒さも申請を断念させる理由の一つなのではないか。そう思うのは私が超高齢?のせいなのか。

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