銀行預金の出し入れは別とし、私はカードは交通機関用のPASMOとガソリン給油用以外はあまり使わない。頭が古いので紛失して誰かに悪用されないかと思ってしまう。しかし、政府は経済のAI化の推進は必要だと言うし、小売商店などは釣り銭を用意する手間は省けるので、カード社会化に協力しない自分をちょっぴりだが心苦しく思っていた。しかし、今朝の『毎日』の投書欄『みんなの広場』の「キャッシュレスよりも現金で」を読んで何が何だか分からなくなった。
小商店主の投稿者によれば、カード決済は「結局はツケです。入金は1ヶ月近く後になることもあります。ツケがきちんと支払われたか、入金チェックは大変です」。その上、カード会社への使用手数料もかかる。「いいことはひとつもないのが実感」とのこと。
これは一体どういうことなのか。経営規模の大小で利便性は逆になるのか? これまで私は政府は税金額を把握しやすくするためカード化を推奨するのかと推測(邪推)してきたが、そうした効用はあるのか? どんな施策にも利益不利益はあると割り切るべきなのか? 零細企業の不利益はやむを得ないのか? ともあれ私はますます現金支払い主義者になりそうだ。
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