2023年4月18日火曜日

今日の各紙から

  月曜日は各紙の世論調査の結果が発表される日のようで、今日は『読売』と『毎日』の調査結果が載っている。内閣支持率については『読売』は支持47%、不支持37%。 『毎日』は支持36%、不支持59%だった。なるほど、両紙の政治的立場を反映していると一瞬思ったが、考えてみればこれは両紙の読者の数字ではなく、国民対象の結果の数字である。それがこれほど違うとは.....。新聞の世論調査の数字とはその程度のものなのか。

 日本の学術会議と政府の間の対立が前内閣時代から続いており、今回あらためて学術会議法の改正をめぐって『朝日』が1ページ全面を使って学術会議支持の論陣を張っている。それに対して『読売』が小さい扱いなのは予想通りと言える。しかし、『朝日』が学術会議が一丸となって反対しているかのように描いている一方、『読売』によると「政府とのコミュニケーションを続ける必要がある」との意見も出たとのこと。 婉曲な表現ながら『朝日』の伝えるほど反対一色でないことを示している。また、『朝日』によると日本のノーベル賞受賞者8人の反対声明に対して各国のノーベル賞受賞者61名が賛成を表明したとのこと。しかし、それらの国の中で日本の学術会議のように軍事技術の研究を禁じている国が一国でもあるのだろうか?

 

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