今朝は新聞休刊日なので朝からテレビニュースを見ていたら(いつものことだろう!)、コロナ禍での旅行業者の苦境が報じられていた。その社はリモート授業の要領で沖縄各地の風物を有料で紹介するが、契約者には前もって各地の名産品を送り、食べながら画面を楽しめるようになっているとのこと。そこまで努力しているとはと同情を禁じ得なかった。
私も各社の海外旅行ツアーに参加した。大手のツアー会社も利用したが、、中小会社の特色あるツアーにも何度か参加した。冷戦末期の東欧諸国やソ連など職業的関心も多大だったし、観光目的としても中国奥地やカムチャツカなど各社の工夫ぶりを見ることができた。最近は個人情報の秘匿のためか参加者同士が名前も知らず終わるのが普通だが、以前は自己紹介の機会があるのが普通で、その後年賀状をやりとりしたこともあった。さすがに長続きはしなかったが。
『読売新聞』( 9.11 ) にHIS社の赤字が332億円に拡大し、売上高は前年同期比で77.4%減とあった。研究休暇で半年パリに滞在中、途中で家内を呼び寄せたことがあり、HISを利用した。まだ名前も広くは知られておらず、現地の法人向け週刊?新聞でパリ支店を知った。邦人社員二人の事務所でモスクワ経由のアエロフロート便を予約した( 当時大手航空便の割引きは一般的ではなかった)。ドゴール空港に無事到着したが、オルリー空港近くの寓居まで地下鉄でパリをほとんど横切る必要があった。しかし、夜遅いメトロは安全とは言い切れないと聞いていたが、大きなトランクを抱えて利用せざるを得なかった。じっさいには何事もなかったが、いくら昔でも楽しい思い出ではない。ともあれHISの健闘を祈ります。
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