2021年8月21日土曜日

山椒の実の熟する時

  今朝、新聞を取りに屋外に出たついでに庭(そう呼べるとして)を見たら、初夏に採り残した山椒の実が真っ赤に熟していた。2メートルほどの樹高でも実が十分取れたので採り残したのだが実が赤くなるとは知らなかった。

 夏みかんや一口柚子の木には豊凶の差がそれほど無いが、温州みかんはそうではなく、昨年は収穫ゼロだった。それが今年は未だ青い実だが200個近くありそうで我が家なら買わなくともほぼ自給可能。甘さは四国あたりには敵わないが静岡県産なら負けない(この項、二番煎じ?)。

 実の成る木は他に富有柿があり、御近所にお裾分けするほど実るが、半世紀の間に大きくなりすぎた。先年、登って実を採っていたら向かいの家の奥さんが「危ないからやめて」と叫んだ。庭木も適当なところで成長をとめてくれると有難いのだが。それでも落ちてもカーポートのプラスチックの屋根が受け止めてくれると期待している!

 本ブログの題は明治の文豪の『桜の実の熟する時』をもじったのだが、iPADで内容を確認したら、えっ、こんなストーリーだったのと驚いた。読んだつもりだったのか、それとも記憶喪失か。どちらにせよ情けない。

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