出席者の誰かが言っていたように私もトランプ外交の経済保護主義をそれほど奇異とは思わない。確かに我が国にとっては自由貿易主義が有利だが、昨年此れ迄で最高の国際収支の赤字計上した国が最早や自由貿易の理想やイデオロギーに囚われている余裕はあるまい。その他にも、実業家人生を送ってきたトランプがなにごともディール ( 取引 ) と考えるのは自然である。
そのディール重視のトランプ外交が対北朝鮮外交でも発揮される可能性は大きい。出席者の一人が北朝鮮の核放棄の代償として米軍の韓国からの撤退 ( 全面的ないし部分的 ) の可能性を指摘したが強い異論もなかったと感じた。私もディール重視のトランプが北朝鮮との融和を優先する文政権 に立腹し、北朝鮮の核放棄 ( そう簡単ではないが ) の代償として米軍撤退に応ずる可能性もあり得る気がする。
文大統領は北朝鮮がどれほど人権無視の独裁国であっても内心では米国に対してよりも親近感を持っているとしか私には思えない。文氏からは米国が万単位の戦死者を出して北朝鮮から韓国の自由を護ったことへの感謝は全く感じられない。そうとすれば朝鮮戦争に介入した米国は愚かだったということにもなる。
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