2018年4月6日金曜日

大谷翔平と村田修一

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平がシーズン開幕早々の2ゲームで2本の本塁打を放った。その前の投手としての初勝利と併せて念願の二刀流が緒についた。大谷自身が自覚しているように未だシーズンは始まったばかり。今後の活躍は保証されているわけではない。ホームラン1号は風に助けられたと監督も本人も認めている。投手としてなら米国プロ野球に大谷以上の選手は何人もいるだろうし、打者としてなら彼以上の選手は何人も否何十人もいるかもしれない。しかし彼の人に愛される性格もあり、人気は上々のようだ。ぜひ今後活躍して日本人選手の株を挙げてほしい。

上昇する若手がいれば落日のベテランが出るのはやむを得ない。ベイスターズと巨人で主力打者として活躍した村田修一が巨人を解雇され、地方の独立プロリーグに入団した。わたしは彼の大味なバッティングは好みではなかったが ( ワールドベースボールクラシックではそれほど活躍しなかった ) 、最近になってシュアーなバッターになっていたと感じていたし、力の衰えはそれ程でなかったと思うが、若手育成のため?巨人を解雇された。計10年以上も主力打者だった ( 資産も築いた?)村田が独立リーグで野球を続けるのを意外と感ずる人は多いだろう。むしろ、輝かしい球歴に汚点となると考える人もいるだろう。しかし、本当に野球が好きでプレーを続けたいという彼の気持ちを私は分かる気がする。

村田修一のような一流プロ選手と比較する気など毛頭無いが、草野球しか経験の無い私でもプレーの快感を味わい続けたいとの気持ちは理解出来る。それも、本塁打の快感よりもファインプレーの快感が忘れられないのではないか。絶対抜けたと思わせる打球を好捕する快感を上とするのは私が弱打者だったからとは思わない。想像するだにおこがましいが、イチローも引退したあと思い出すのは自分のファインプレーの数々ではなかろうか? 誰か彼に聞いてみてくれないか!

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