先日、何気無しに椿の木に視線がいったら茶毒蛾が葉にべったり付いているのに気がついた。早く気づいたせいか例年より駆除はずっと容易だったが、一匹でも見残しがないよう気は使った。柿の木は初冬に上方の枝を命がけ?で切り、いっときは切り過ぎたかと思ったが、春になったら猛然と葉が出てきた。裏のタラノキはこれ以上大きくなると電線に近ずくので最初の芽を二回食したのちも、新しい若芽 ( もう最初から枝の形をしている ) を四、五回除いたが、まだ相手は断念する気配がない。植物の生命力には脱帽する他ない。
植物だけではない。半月ほど前、外出から帰ってきたら、隣家が呼んだペンキ職人が我が家の前の道路でタヌキを見たと騒いでいた。そういえば以前の仇敵の野良猫をこの頃見かけないのに台所ゴミを庭に埋めると翌朝必ず掘り返されるので不思議だったが、タヌキだったとは..........。その後家内が聞いてきたところでは、タヌキやアナグマを見かけるのはこの住宅地では珍しくないとのこと。多摩市は何しろジブリ映画『平成狸合戦ポンポコ』の舞台で住民の方が侵入者なのだが、それにしても...........。半世紀も生き続けるのは、雑食性のタヌキにとって住宅地は案外住み良いのかもしれない。「自然との共生」は良いことばかりではないことを知って欲しい!
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