今週はバクーまでカスピ海横断300キロのフェリーの旅。袖の下はシーツを配るおばさんに1ドルを要求されただけ。先方はチップのつもりなのか? 強制されるチップは少額でもやはり賄賂なのか? シーツ代は運賃に含まれているはず。 チップの習慣のない日本に住む幸せ!
1万5000トンの巨大船は出発の汽笛なしに動き出した。ヨーロッパのどの国も列車の出発のベルは鳴らない。米国ではボストン・ニューヨーク・ワシントン間しか列車を利用したことはないが、やはり無音の出発だった。うるさくとも警告のベルがあった方が良いと感ずるのは私が日本人だからか?
ヨーロッパでは私服の鉄道員は時々見かける ( パリのメトロの女性運転手も!)。カスピ海フェリーの船長も横縞のTシャツにジーパン姿だった。安全運転ならどんな服装でも構わないが、パスポートを一時預かる係員はやはりフェリーでも制服で居て欲しかったろうに。長時間の航海ではあるが、船長も機関長も自室のドアを開け放して昼寝していた!
航海中徹底して付きまとわれた二人の少年の兄弟 ( シャープのテレビを買った帰りで、ヤポン最高とはしゃいでいた ) の両親が下船時、「子守、ありがとう」と挨拶に来たのに、モリアツ氏が謝礼を要求したくなったのはシルクロードの風に染まったためか!
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