かつて日本の男子ジャンプ選手が優勢だったとき、世界の競技団体 ( ヨーロッパ勢が中心だろう ) が体格とスキー板の長さ割合を変更したりしたと記憶する。より確実なのは、ノルディック複合競技の荻原健司選手が連戦連勝していたとき競技規則を変更され ( ジャンプと距離の比重の変更 ) 彼の全盛期に突然終止符が打たれたことである。
そんな馬鹿なと言いたいが事実である。理由は日本人が一人勝ちすると観客が減少するためだった。たしかに競技団体にとっては観客数は大きな関心事だろう。最悪の場合、存続にも関わるかもしれない。しかし変更が公正さに欠けることは否めない。現在の韓国並みにゴールポストを動かしたのである。自国選手 ( ノルディック複合の場合、北欧諸国出身者が多いようだ ) 贔屓はどのスポーツにもあるが、競技団体が競技規則変更までするのが世界の現実だった。あれから20年は経つ。今度こそ女子ジャンプ競技で競技団体は公正さを示してもらいたい。
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