2015年11月19日木曜日

「世界一料理がマズイという国」

先日の民放テレビで表記の題のアンケート調査の結果、一位イギリス、二位アメリカ、三位ロシアとなった。娯楽番組なので出演者たちも自国の不評を笑い飛ばして結果に異を唱えなかった。(大国の度量?)  私の乏しい経験でもこの順位にあえて反対はしない。

英国人出演者も自国料理がうす味だと認めた。当然で、英国では各人が塩とコショウを自分の好みにしたがって振りかける。私はカレッジの食堂 (当時はウェィターがついた )以外では米飯を狙って中華やインド料理店を選んだので英国料理を食べる機会は乏しかった。30年後の1990年代にはスーパーでフランスパンがふつうに売られており、その後さらに英国料理は進化したと聞く。

米国料理の経験はツァー中の食事が主でとても大きなことは言えないが、量の多さとともに矢張り大味だったと記憶する。ボストンではロブスター料理の予定というので期待したが、オマール海老?にマヨネーズのようなものをつけて食べるだけ。フランス人なら美味いソースで食べるのではと思った。

ロシア料理はツァーで二度、シベリア鉄道の食堂車で一度、それぞれ一週間程度は食した。食堂車の品数が少ないのは仕方がないのだが矢張り単調で、途中からはボルシチ ( 食欲が無くても液体ならなんとか喉を通る ) でなんとかしのいだ。ツァー中の食事はそれほど単調に感じなかったが、日本人向きになっていた可能性はある。

トルコ料理の経験はないが、世界の三大料理は中国とフランスとトルコだとか。しかし日本のフランス料理はお上品で量が少ないが、フランスでも田舎の料理はそうでもなかった。本場の中国料理は美味しかったが、最近マクドナルドなどとんでもない悪質な食材の話を聞く。果たして私は何を食べたのか!


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