2015年4月11日土曜日

「忘れ得ぬ往年のハリウッド女優」

今朝の朝日新聞の付録beに上記の表題のランキング記事が載っている。20位中10位以下は流石に私もそれほど関心の無い女優たちだし、5位から10位はベスト5 ( オードリー・ヘプバーン、ビビアン・リー、イングリッド・バーグマン、マリリン・モンロー、ソフィア・ローレン )とは矢張り実績や人気で見劣りがする。

断トツ1位のヘプバーン (2位の倍以上の票差 ) はむろん「ローマの休日」の人気の故だろう。妖精の語がピッタリの女優で、私が見た他作品は多くないが、「シャレード」がその音楽とともに記憶に残る。

ビビアン・リーの2位は「風と共に去りぬ」の印象が強いためだろう。私個人は「哀愁」( 原題ウォータールー・ブリッジ )の彼女の美しさに匹敵する作品はないと思う。第一次大戦で引き裂かれた男女の悲しい物語である。

バーグマンも「カサブランカ」人気が与って3位なのだろう。知的な美しさで私は断然1位に推すが、作品としては「誰がために鐘はなる」「聖メリーの鐘」などに彼女の魅力が発揮された。実生活では母国スウェーデンの医師?との理想のカップルと思われたが、突然ロセリーニ監督との不倫事件を起こした。やや幻滅したが、自分の心に忠実だったのだろうと、彼女なら許せてしまう!

モンローの映画は見たことが確かなのは「ナイアガラ」、「帰らざる河」ぐらい。演技の上手下手を論ずるのは野暮なのだろうが好感は持てたし、もっと幸福な人生を送ってもらいたかった。

ソフィア・ローレンはマルチェロ・マストロヤンニとの共演作を複数見ている筈だが、「ひまわり」の彼女しか記憶にない。好きなタイプの女優ではないが、「ひまわり」の彼女はヘンリー・マンシーニの哀切なメロディーとともに忘れられない。

考えれば5名全て故人だった。冥福を祈る。男優のランキングもぜひ報告して欲しい!

P.S. 前回のブログの「フランスより高い出生率」は「フランス人.....」の誤り。「小樽ゆかりの人たち」の「白砂の」は「白砂に」の誤りです。

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