2025年12月9日火曜日

 思い出すテレビ作品

  二、三日前、テレビで久しぶりに上川隆也の姿をかいま見た。山崎豊子原作のテレビ『大地の子』で、日本の敗戦で中国に取り残された嘗ての「残留孤児」が中国の製鉄所建設に尽くす物語の主人公を演じた。彼の代表作の一つと呼んでいいのでは。日中友好時代の反映といえば身も蓋もないが、私は毎週我が事のように身を入れて見た。

同様に、 橋田壽賀子作の『おしん』も欠かさず見た。のちにアジアの国では日本人の勤勉さとそれ故の成功の物語として放映され関心を呼んだとも聞く。他方、山本周五郎原作の『樅の木は残った』も武士の道を愚直に歩んだ家老の物語として毎週の日曜夜が待たれた。

 高齢者となった今では私も毎週欠かさず何十回も強い共感を持って見る自信はない。それでも映画とともにテレビで良い作品を見せてもらったことへの感謝は忘れたくない。

 

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