最近のテレビや出版物での池上彰氏の活躍の目覚ましさは皆さんもご存知の通りだが、新年初日から長時間の解説番組『元旦初解説 2025年はどんな年に』で高橋克実氏や久本雅美氏を相手に長時間司会をされたのには感心するばかり。
番組では最初に今年開催の大阪万博が取り上げられた。国民は無関心といった大手メディアの批判的記事の多さにもかかわらず、私は今後の開催までや開催中には状況は変わるのではないかと予想する。木製の円形の施設も、あれほど大きな必要はあったかとは思うが、豊かな森林を持つ開催国日本の施設として私は高く評価する。
トランプ氏の大統領再選も無論話題に取り上げられた。私自身、対立候補との間にあれほどの大差がつくとは予想しなかったが、池上氏が訪問した最近の米国のインフレの激しさからすれば、民主党が国民の信頼を失ったのも理解できた。民主党政権の勤労者重視の言説も実態が伴っていなかったということだろう。
プーチンのロシアとトランプのアメリカでは両国間の緊張激化の可能性もあるが、両人とも民主主義や人権を声高に唱える人たちへの嫌悪という点では驚くほど似ている。2025年は案外米露間のイデオロギーがらみの対立は緩和するのではないか?そう願いたいものである。
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