前々回にタイムズ・ハイヤー・エデュケーションの「世界の大学ランキング」を朝日新聞にもとづき論評した。その記事は我が国の読者向けに最上位の数校の後は日本に関係の深い米国やアジアの諸大学がアト・ランダムに挙げられていた。その後端末で調べたら20位までが順位通りに紹介されていた。ところが、その中にはドイツの大学もパリ大学も挙げられていない。それによると「国際性」(教員や学生の割合だろう)の評価は全体の5%どのことだが、19世紀に世界の大学の模範であったドイツの大学(ゼミナールはドイツ語)や世界最古の大学の一つのパリ大学が20位に入らないとは! ドイツ人やフランス人は到底受け入れない順位である。やはり英語が大学でも国際語となりつつある現状の反映と断じざるを得ない。割り引いて考える必要がある(一愛国者から!)。
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