ここ何年か懸案となっていた公定金利の引き上げ(と言っても たった0.1%)が実現したが、為替も株価も予想に反してむしろ上昇している。この程度では大勢に影響はないと軽く見られたのか。経済に疎い私には何とも言えないが、面白くない!
安倍内閣と黒田日銀の超低金利政策が日本経済の長期停滞を打破するためであったことは分かる。しかし、その目標が2%のインフレと聞くと分からなくなる。戦後のインフレを知る小生の古い頭ではインフレなど無いに越したことはないし、今やわが国でも数多い年金生活者もそうではないか?
しかもそのインフレを起こすための国債発行額が巨額(国と地方の債務残高1300兆円)に達している。奨学金の充実を始めとする教育費援助の充実には賛成したいが、まさにその年代の人たちが、のちに借金返済に苦労することにならないか?負債のない未来を残すことは我々の世代の努めではないのか?
家計と国民経済の運営は違うと言われれば私に自信はない。ただし、与野党の違いを越えて政治のタガが弛んでいると感じるのは老婆心にすぎないか。
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