2024年3月10日日曜日

ガザへの海上からの食料補給計画がやっと!

  イスラエル軍のガザ全面制圧が進むにつれ、住民への食料や医薬品の供給が急務となっている。先週あたりからやっと海上からの補給計画が動き出したようだ。

 イスラエル政府が壁を越えて攻撃を仕掛けたハマスをどれほど許せないにせよ、非武装の住民を飢えさせるのは人道に反するし、それだけで無く、犠牲者数の増大はハマスの侵攻目的に合致するから。

 私はガザ南端のラファの国境解放が実現しないのはイスラエル政府の意志なのか、エジプト側の意志なのか測りかねた。現在のエジプト政府はハマスの仲間であるイスラム同胞会系の政府を打倒した軍部政権でパレスチナ人の大量流入を警戒する動機はある。そのいずれでも無く単に港らしい港がガザ海岸には無いのか、不思議に思っていた。

 大型トラックの輸送力も船舶のそれには到底及ばない筈。今回ようやく特別に桟橋を新設するとのこと。もうサウジらの仲介によるイスラエルとハマスの協定成立を待つことなく、人道的措置として米軍単独でも行動すべきだろう(略奪阻止の必要も加わった)。我が国も求められれば資金面の協力を惜しむべきでは無いのは無論である。

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