最近の女の子の名前(姓ではない)に子が使われなくなったことは無論知っている。しかし、今朝の朝日新聞に23年生まれの名前のランキングが載っており、14位までに子のつく名前がゼロとは.............。今更ながら隔世の感がある。
私は二十数年前に卒業式で卒業者の名前を読み上げる担当者となったことがある。誤読は絶対にあってはならないので、間違え易い名前には事務方が振り仮名を付けてくれていたが、全体で1割以下だったと記憶している。ところが今回の14名のうち私には9名の名前の読み方の見当がつかなかった。生徒の親には式典で係が読み易くする義理は無いかもしれない。それでも独りよがりが極まったとは感ずる。
独りよがりか否かは別にしてこの変化がわずか二十年余りの間に惹起した変化であることも驚きである。九十年も生きてくると二十年などこの間のように感ずる。もっともこの感覚は経験してみないと持てないだろうが。平凡だが、光陰矢のごとしということか。
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