今朝の毎日新聞は一つ一つは短いが、3ページにわたって「皇室 深まる危機」との記事を載せている。きっかけは最近大衆週刊誌で秋篠宮の住居の改築工事が広大でゼイタクだと批判されている報道のようだ。批判に対して秋篠宮は広いのは公的スペースが多いためであり、佳子様の部屋が無いのはどうせいつかは家を出るから不要になるとの理由を挙げられる。 立派な反論になっている。
最近の大衆週刊誌の秋篠宮関係の取り上げ方は、題名から判断する限り民間人なら名誉毀損に該当するのではないかと思うほどに下品であり、改築内容の説明が必要と秋篠宮に感じさせたとは宮に同情したくなる。しかし、『毎日』の危惧は天皇家の「進む高齢化」である。私見ではそれを一挙に解決できるのは女性天皇の誕生である。愛子さんの人格や能力が天皇にふさはしくないとは誰も思うまい。
平成天皇ご退位直後には皇室典範の改正には女性天皇創設も審議の対象と考えられていた筈。それが変化したのは秋篠宮家での男子誕生である。しかし、男子誕生なら問題がすべて解決ということでは無かった筈。それなのに皇室典範の改正論議が進まなかったのは、延期による論議の自然消滅を狙った安倍氏の策略では無かったか。その結果、「皇室の危機」が生まれたのだから安倍前首相の責任は重大ではなかろうか。
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