2021年11月1日月曜日

総選挙の結果は?

  衆院選が終わり結果が明らかとなった。しかし自民敗北説 (『毎日』)と善戦説(『産経』)があるようにその評価は難しい。 自民党は当選者を減らしたが減少幅は1割にも達せず、敗北は言い過ぎだろう。維新の会は今は与党視されないが、その政策は与党とかなり重なるので政府はホッとしているのでは。有権者は自分たちを甘く見た甘利自民党幹事長を許さなかったが、党そのものには厳しくなかった。

 立憲民主党は共産党との選挙協力を取り付けたことで一時はかなり有力視されたが、共産党とともに微減という思いがけない結果になった。両党の選挙協力で得たものは少なくなかったとしても、逆にこれまでの支持層 ( 労組の「連合」を含めて)が一部離反したのだろう。先を読むことは本当に難しい。

 今後の自民党に多少とも期待することがあるとすれば、岸田首相が自民党のピンチを乗り切ったことで安倍、麻生といった厄介な派閥領袖の影響力からある程度自由になったではないかということ。希望的観測かもしれないが.............。

 

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