テレビや新聞によると前日の英国のコロナ禍による死者がゼロとのことで驚いた。これまで450万人が感染し、12万5千人が死亡した国のこととは思えない ( ちなみに我が国の感染者数は75万人、死者は1万3千人)。英国ほど劇的な減少ではないだろうが、パリでも久し振りにカフェやレストランの屋外席は営業可能となり、幸せそうな客の姿があった。米国ではラスベガスで規制が廃止されたとか。
西欧諸国の感染者数や死者数が激減した理由はワクチン効果以外考えにくい。仄聞するところではこれらのワクチンはごく最近開発された技術によるものらしい。科学者たちには感謝あるのみ。最近問題になっている変異型ウイルスに対しても今のところ有効性が確認されているようだ。
しかし、世界全体に目を向ければ楽観には程遠いようだ。南米、アフリカなど、ワクチン導入がこれからの国は少なくない。我が国自身、今日の数字ではワクチンの初回接種率は16.2%、2回目は僅か1.3%。 これでは当面は「人流」制限に頼らざるを得ない。ただ、西欧の例からは、国民の大半にワクチンが行き渡らなくても感染者数の大幅減少は期待できるようだ。我が国も同じなら、7月中の接種完了は無理としてもウイルス拡大のヤマは超える可能性はある。踏ん張ってほしい。
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