とうとう東京オリンピックの初日(予定だが)まで1ヶ月を切ってしまった。そうなるとコロナワクチンの接種状況が気がかりで(私も家内も個人的には第二回の接種も済み)、夕方はテレビの前に座るのが日課のようになった。
昨日現在、高齢者の全国接種率(第一回の)はようやく半数を超えたが、全国民のそれとなると19.5%だそうだ。これを案外早いと見るか、未だその程度かと見るかは人によるだろう。しかし、オリンピック開催ということならもどかしいと感ずる人が多いのではないか。あとは日本人の得意芸?の奮闘力がものを言うかどうかだろう。
出場選手たちの願いを思いやれば私はオリンピックとパラリンピックの実施の可能性を直前まで追及することに反対ではない。しかし、観客数ひとつをとってもIOCの権限の前に主催国の意向は軽視されているとの印象を禁じ得ない。それが米国のテレビ局をはじめとする多数のスポンサーの意向だとすれば、どこかで根本的に再検討する必要がある。
私自身は限られた種目だがスポーツ観戦を楽しむ方なので、オリンピックもパラリンピックが今後も続いてほしいと思う。しかし、巨大化が衰退の始まりにも通ずるのは恐竜だけではないだろう。商業化興業化にブレーキをかける契機となればコロナ禍もマイナスばかりではないかも。
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