人類の宇宙空間への挑戦は周知のようにソ連のガガーリン少佐の搭乗するボストーク1号が第一号で世界を驚かせ ( 当初はその意味すら素人にはよく分からなかった! )、米国を悔しがらせた。私はソ連時代末期にツアーの一員としてモスクワの産業博覧会?でボストーク1号を見たが、私のような閉所恐怖症の人間でなくともあんな身動きもままならない空間に乗り込みたい人は少ないのでは?
それ以来の宇宙探索競争で他の惑星探索は国威発揚の目的だけでなく、将来の資源獲得や移住可能地発見をめざして水や酸素の存在を確認する努力にもなりつつあるようだ。しかし、地球の未来が温暖化などで必ずしも明るくないとしても、人類を受け入れるほどの水や酸素の豊かな惑星が存在するとも思えない。もっと地球の危機への対処に力を集中した方が良いのではと素人は思う。
宇宙探索の唯一の正当化の可能性は地球が他の宇宙物体と衝突して人類が絶滅の危機に瀕する時だろう。かつて地球で栄えた恐竜類はそれが原因で滅びたと言われる。それでも数十億人の地球人が移住できる星も移住手段も考えられない。せいぜい、ブルース・ウィリス主演の米国映画『アルマゲドン』のように宇宙技術が地球を救う ( 危険な小惑星を爆破する )ことを期待するぐらいか??
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