どちらの側の意見もそれぞれ一理も二理もある。「理念を失った大会」とは東日本震災からの復興五輪という当初の理念からの逸脱をさすが、私はもともとそれは五輪誘致の口実だったと考えるので気にならないが、昨今の五輪の巨大化商業化に対しては諸国民の友好促進との当初の理念からの逸脱だと思う ( 大国しか開催困難 )。
他方、開催をさらに三年延期との意見には、選手にあまりに過酷だし、誘致をした国から先に提案する事かとも思う。真偽は確かでないが、日本から中止を求めれば巨額の損失費用を負担させられるとの報道もある。「中国は来年の北京冬季五輪を必ずやります。そうなったら......日本は国際的な信用を失い、国際的イベントを開催できなくなるかもしれません」との猪瀬氏の意見もあり得ないでもない。
私は可能ならさらに一年の延期提案が望ましいと考える。北京冬季五輪との同年開催となるが、夏季と冬季と半年の時間差があれば開催可能だろう。欧米の例に照らせばワクチン接種の効果は大きいようだ。1年先なら十分開催可能ではないか?
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