一説ではコロナ禍でテレワークが促進されて大都会の中心 ( 東京なら23区 ) の人口が郊外や地方に分散するという。郊外の住民としては歓迎だが、本当にそうなるのか。地方の過疎化は深刻なようだし、メディアのお先走りではないのか。
それでも大都市近郊に関しては中心の拡大の余波で人口は増加するかもしれない。私の住む多摩市では駅と多摩川との間に33階520戸のタワーマンションの工事が始まっている。そこは昨年多摩川の増水の恐れで避難勧告が出た一帯なのだが、それでも駅まで5分という便利さの魅力には逆らえないようだ。
半世紀前、私が市民 ( 当時は町民 ) の一員となった頃、多摩川の水位が2回ほど上昇した。見物に行ったら二段式の護岸の境目あたりを川波が洗っており、大波が来るたびドジョウが何匹も打ち上げられた。平常時は水量は少ないのに魚はいるものだと感心し、自宅にとって返し昆虫採集用の網で数匹を捕らえ、食した。そのあたりに今やタワーマンションが建つとは...........。コロナウィルス程度で趨勢は変わらないようだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿