新聞も読めないなら旅行をと言いたいところだがどうなのか。我が家はこのところほとんど毎年、東北地方の春を楽しんでいた ( 一泊や二泊の駆け足旅行を大げさな!) 。震災後の東北を応援したいという気持ちもいくらかは混じっていたが、今年の同地の旅館は東京からの宿泊客を歓迎するだろうか? 生活のためもあり内心では歓迎されるのではとも思う一方、逆のようにも思える。
毎年の今ごろ、大田区在住の友人がドライブを兼ね多摩市の桜を見に来ていたのだが、今年は御免こうむりたいという。40名ほどの感染者を出している大田区のような区部の住民と、ゼロの多摩市の住民とではコロナウイルスに対する警戒心が違うようで、東北旅行など歓迎されるはずがないと言われた。今こそ、「寂しさの果てなむ国」を訪れたいと思うのはおかしいのか!
緊急事態宣言による大都市の義務教育や高校の授業が中断されるのを心配する声が挙げられている。しかし、1ヶ月程度の遅れなら夏休みを利用して回復することも可能だし、大都市と地方の教育格差を考えれば望ましくはないにしてもそれほど騒ぐことなのかと疎開世代は考えてしまう!
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