2019年12月13日金曜日

トランプ現象に続くジョンソン現象?

今朝のNHKニュースの最初の15分は英国の総選挙 ( それも予想の ) 報道だった。私も2年間を過ごした英国には人並み以上の関心を持つが、15分も忍耐が続かなかった。我が国のメディアがそれほど深い関心を英国に寄せているとも思えない。やはり、EU残留か脱退かへの関心からなのか。

私が留学していた1960年代後半、海外では日本といえばカメラ、トランジスターラジオの生産で知られていた。しかし、それほど話題に上らなかったが日本の造船業は隆盛期を迎えており、その結果英国の造船所 ( 日本海海戦での日本艦の何隻かを製造した ) はつぎつぎと閉鎖された。のちに日産が同社最初の海外工場を造船所のあったニューカースル近くのサンダーランドに建てたのはそれと無関係ではなかったかも知れない。

時は移り我が国の造船業は新興の韓国のそれに太刀打ち出来なくなった。今日の朝日新聞に「三菱重工  主力造船所売却へ」との記事が載っている。かつて戦艦武蔵 ( 大和の同型艦 ) を建造した同社の主力の長崎  香焼工場が他社に売られるという。

配達されたばかりの夕刊によると、ジョンソン現首相の保守党が総選挙で勝利したようだ。やはり、英連邦53カ国との繋がりが英国を強気にさせるのか。それともトランプ米大統領に続いて英国でも政治家は面白いことを言う人物かどうかが選択の基準となりつつあるのか?  私は後者の可能性をまんざら否定できない。
P.S.
昨日朝、10個近い温州みかんが一夜のうちに鳥に食べられていたので急遽全部収穫した。前者を加算して130個あった。来年が絶不作にならないよう考えなければ。

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