女児の死に至るまで、学校、教育委員会、児童相談所のそれぞれにひどい失態があったと見られる。その後、親の体罰の行使を法的に禁止する動きが国会議員団から、関係閣僚から、さらに東京都議会 ( すでに立法に着手しているとか?) にまで拡大している。
しかし私は家庭内にむやみに法律を持ち込むことには反対である。世の中に躾けというものが必要である限り、それは学校教育以前にないし併行して家庭でまずなさるべきであり、そこで体罰が全く無用だとは思わない。親による子への虐待事件が絶えないとはいえ、全国の家庭からすれば例外中の例外であり、特殊例 ( それがいかに冷酷であっても )に対処するため全ての親子関係に関わる立法をすべきだとは思えない。じじつ親の体罰禁止の法があったとしても今回の事件が防止できたとは思えない。やはり、学校と弁護士との協力、必要とあれば警察との協力をさらに強めること。そのための人員や予算をこれまで以上に充実させることが先決ではないだろうか。
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