2018年8月20日月曜日

がんばれ金足農! がんばれ東北勢!

甲子園の全国高校野球選手権大会で秋田代表の金足農が決勝戦進出を果たした。秋田勢の決勝戦進出は103年前の秋田中以来だとか。

100回に及ぶ夏の甲子園大会で東北勢は一度も優勝したことがない。優勝できない内に北海道の駒大苫小牧が先に優勝旗の白河の関越えを実現してしまった。太田幸司投手を擁した三沢高と田村隆寿投手を擁した磐城高が準優勝したことはあり、とくに三沢高は優勝旗に手が届きかけたが、松山商との大接戦の末敗れた。その後も東北高や仙台育英高が確か決勝戦進出を果たしたが、その頃には東北勢とは言っても選手は他地方出身者が多くなり、私の関心も薄れた。

今回の金足農は出場したナイン全員が地元出身と聞き、久しぶりに高校野球中継を見た。凄さはないが良く鍛えられたチームという印象である。決勝戦の相手と決まった大阪桐蔭は春夏連覇を狙う強豪校であり、前途は楽観できそうもない。それでも私は、準優勝に終わったとしても地元出身者だけで闘う金足農を全力で応援したい。

金足農のユニフォームの胸の文字KANANOは私に戦前に準優勝した台湾の嘉義農林のKANOの文字を思い出させた。双方とも農業校なのは偶然なのだが、不思議な縁を私に感じさせる。三沢高や磐城高だけでなく嘉義農林の無念も晴らしてもらいたい!

ちなみに、今日、金足農に敗れた日大三高は西東京代表であり、今年の私の年賀状の写真「  朝日に匂ふ」は同校から1キロもない町田市図師町結道の谷戸の一本桜である。

0 件のコメント:

コメントを投稿