2026年5月28日木曜日

 進歩か退歩か?

  これからの季節の果物の中では高価なビワを別にすれば私は梨が好きだ。とりわけ甘いだけでなく酸味もある20世紀梨。ところが最近はスーパーでもほとんど売っていない。先日たまたま見ていたテレビで産地の鳥取県では20世紀梨はもっと甘い品種(豊水?)にとって代わられ、収量はかつての十分の一に過ぎないとのこと。

 梨は一例に過ぎないのだろう。昔の胡瓜はもっと白っぽい緑色で曲がっているものが多かったが、最近では濃い緑色で真っ直ぐなものばかり。曲がった胡瓜は大量輸送向きでないので扱われなくなったとも聞く。しかし気のせいか昔の胡瓜の方が美味だったと感じる。

 私が子供の頃はバナナの産地といえば台湾だった。その後バナナといえばフィリピン産が普通になった。ところが現在では中南米産が主流のようだ。味に変わりはないし価格にも不満はないが(むしろ安過ぎる)、はるばる太平洋を横断して来たとなると単純に有り難がって良いのかとも思う。時代遅れの老人の世迷い言とは思うが。

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