今朝の『朝日』に我が多摩市と神戸市の現況がそれぞれ、「老いる団地 幻聴が聞こえる」と「タワマンやめた 神戸の選択」として紹介されている。多摩市の記事は全国の公団住宅団地の現況の一例として驚くことは何もなかったが、天下の神戸!が中心地の将来の人口減少を予想しているとは驚いた。
私が大学一年のクラス会に出席したとき、神戸出身の同級生が東京と神戸の違いは鯛と鰯の違いですと言ったのに驚いた。まだ東京に東京タワーもない時代。それにしてもあんまりだと思った。その20年ほどののち、私のゼミの卒業生が大阪で結婚式を挙げると言うのでゼミ仲間たちと出席した。翌日は神戸見物だったが、タクシーの運転手が「神戸には大したものは無い」といって連れて行ったのは天下の?山口組の組長の邸宅だった(むろん外から見ただけ)。当時はポートアイランドもなく、北野の異人館街が観光資源になるなど想像も出来なかった。
それにしても天下の神戸市が将来の人口減を見越して対策を考えているとは.............。全国の自治体の苦しさはすでに尋常ではないだろう。対策として移民歓迎と言いたいところだが、彼らが住み着くのは仲間に会える大都会とその近郊だろう。邦人の若者もどうせ耳を傾けてくれないし、まさか大震災の到来に期待もできないし、対策なしとしか言いようがない。
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